現在9戸の栽培があり、「京都市特産そ菜保存ほ」として京都市が種子の保存を委託しています。 茎葉は繊細な感じで淡黄色であり、葉柄は細く柔軟です。根部は純白色で根の先がやや太く、尻づまりをしています。

別名、中堂寺大根ともよばれ、約300年前には京都で広く栽培されていた在来種であると考えられています。市内の各地で栽培されていたので南禅寺大根とか、吉田大根など各々の地名でも呼ばれていたようです。左京区松ヶ崎は、この大根の栽培に適した気候･土質であったため、現在でも栽培が続けられています。