舞鶴では、組合を核として組合員5社が伝統の製法を継承してかまぼこ造りをしてきました。中でも、鮮魚を毎日、下処理して組合直営加工場で製造する”生すりみ”を使用していることが最大の特徴です。
冷凍すりみだけに依存しない蒲鉾造りをすることで、かまぼこの切断面の透明感とみずみずしさが出るのが特徴となっていて、これが舞鶴地区のこだわりとなっています。
さらに、生だけでなく冷凍のすりみ原料についても、組合の共同研究室にて独自の品質チェック方法を開発し、その検査で合格した原料だけを組合員に供給する態勢ができており、しかも、組合の共同購入の利用、結集率は100％近いものになっているため、個々の組合員が安かろう悪かろうに走ることなく、”価格競争”よりも”品質競争”に向かっていることが特徴でもあります。

世界屈指の好漁場、日本海を臨む舞鶴。ここには季節を問わず、ぴちぴちと活きのよい魚介類が水揚げされています。舞鶴では、この恵まれた地の利を得て日本一のかまぼこづくりに日夜努力しています。
舞鶴では冷凍すり身だけに頼らず、日本海で獲れた新鮮な（シログチ、エソ）などを一匹一匹、人の手で頭、内臓を除去し、魚の身を採り、かまぼこの原料としています。
又、この美しい海を守るために魚を処理した汚水は全て廃水処理をし、きれいな水に変えて海に返しています。
職人の技と熱い思いが一枚一枚に込められています。
舞鶴ならではの手法が生み出す奥深い旨みとシコシコとした弾力のある歯ごたえが魅力です。 地域ブランド「舞鶴かまぼこ(R)」は数々の恵まれた条件の中で味と品質で最高峰のかまぼことしての地位をゆるぎないものとし、これからも舞鶴の名に恥じない製品づくりを継承してゆきます。