THE BRAND 京都 京のええもん百科

京仕立(きょうしたて)

このブランドを認めている公的認証制度

 

このブランドは地域団体商標です

主な生産地

京都府

その他

商品の特徴

京仕立は、縫い込みの工夫や、着やすさへの工夫が、いっぱいしてあります。専門的で、言葉で説明しにくく、先人の、印象に残る言葉を集めてみました。

「京仕立は一味違う。きものは、親から子に、子から孫へと 想いをゆだねていきます。そこには、ものを大切に扱うという日本人の精神があると思います。縫い目を入れたら、入れた分だけ生地は傷む、必要以上の細かさは生地をだめにする。要所要所を極(き)めておく。飾りぐしで押えるなどもってのほかや。 」
「見えないところをキチンきちんとしたら、きちんきちんとした商品になる。仕立ては、みえンとこ、縫い込みが『かんじん』や。 」
「生地は生き物や、一点一点 性格が違う、それを一緒にあつかったらアカン。」
「ものを大切にあつかう。それは自分を大切にあつかうのと同じや。 」
「お茶や、お花、踊りなど目的に応じた仕立てをせなあかん。」
「寸法書きから、着る人を感じ取れ!着方は?年齢は?体型は?柄ゆきは?・・・。感じ取れたら縫え。寸法、縫い、縫い込みが身体に沿うように、着やすさに心を配る。それが大切や。」
「仕立て職人は、もの言わぬ商品に、自分の信用 載っけてお客に渡す。そんな仕事なんや。 」
「着易さは、仕立と着付けのハーモニー! 」

歴史・由来など

飛鳥時代より養蚕や織物の技術を手に入れ、平安京では、宮廷貴族の衣服の需要を満たすため織部司がおかれました。それと共に仕立て織の活躍も始まりました。和装の本場京都の高度な技術を活かし「着易いきもの」「着心地のいいきもの」の仕立てを伝えていきます。

認証団体、およびお問い合わせ先

詳しくは下記の各認証団体へお問い合わせください。

地域団体商標
認証団体名 特許庁審査業務部商標課 地域団体商標・小売等役務商標推進室
TEL 03-3581-1101 内線2828番、2807番
FAX 03-3580-5907
郵便番号 100-8915
住所 東京都千代田区霞が関三丁目4番3号
URL http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/t_torikumi/t_dantai_syouhyou.htm
登録団体名(権利者)京都府和裁協同組合
TEL075-313-0200
URLhttp://www.kyositate.or.jp

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