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京繍(きょうぬい)


絹織物、麻織物に絹糸、金銀糸等を用い、伝統の高度な技法を用いて刺繍し、華麗で雅やかな平安の香りを伝えています。
京繍は、平安京が造られた時、刺繍をするための職人をかかえる織部司(おりべのつかさ)という部門が置かれたのが始まりとされています。江戸時代中期に、宮崎友禅斉が友禅染めを完成させるまで、刺繍は、鹿の子絞、摺(す)り箔とともに布地を加飾するための重要な方法でした。特に、経済力を持つようになった町人たちによって作り出された、「寛文文様」と呼ばれる新しいデザインの表現の中で、刺繍は重要な役割を果たしました。奈良県の興福院に伝わる掛袱紗(かけふさ)は、格調高い江戸中期の作品を代表するものと言えます。
詳しくは下記の各認証団体へお問い合わせください。
- 経済産業大臣指定伝統的工芸品
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認証団体名 経済産業省 近畿経済産業局 産業部 製造産業課 TEL 06-6966-6022(直通) FAX 06-6966-6082 郵便番号 〒540-8535 住所 大阪市中央区大手前1-5-44 URL http://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/densan_page/densantop.html
- 京都府知事指定伝統的工芸品(京もの指定工芸品)
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認証団体名 京都府 京都府商工労働観光部 染織・工芸課 TEL 075-414-4856(直通) FAX 075-414-4870 郵便番号 〒602−8570 住所 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 URL http://www.pref.kyoto.jp/senshoku/dento.html
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